【財布は1つ】
我が家では、
夫と私とは
財布が1つ。
銀行講座の名義は、
便宜上のものに過ぎなく、
名義人の所有であることを
意味してはいない。
当然、日常使いの財布を
それぞれが持ってはいるが、
財布の中身の現金すら、
意識の上では
2人で共有している。
発端は、
子供たちが生まれた時の
我が家が
所得税非課税世帯で、
財布の分けようもないほど、
生活に窮していたという現実が
あったからなんだけど…。
それから40年ほど経った今も、
なんの不都合もなく、
財布1つは機能している。
これは、
我が家では、
自然の流れの結果なのだけれど、
世間では、かなり珍しいことであるようだ。
家計の透明化は、
信頼という下支えにより、
人間関係の透明化をもたらし、
日々の平和を実現する。
もしも、
世界の財布が1つだったら…。
そんなことを、
ふと考えてしまった。
私にはへそくりという
密かに蓄えたお金はないから、
山内一豊の妻にはなれない
という裏もあるわけだけれどね。
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