アンズのつぶやき 212 【44回目の結婚記念日】

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【44回目の結婚記念日】
 
昨日は、
結婚記念日44回目。

今日は1日遅れで、
夫の手料理「鶏肉のねぎ味噌ソース」と
私の手料理「筑前煮」と
娘からのケーキetc.で、
家族4人揃っての
ささやかなお祝い。
 
夫は
当時のいわゆる「三高」と呼ばれる、
高学歴、高収入、高身長ではなかった。
正確に言えば、大学は出ているが三流大学出身。
 
長男だったし、
イケメンではないし、
すでに髪が薄くなる兆候を示していたし、
給料は私より少なかった。
おまけに、
病身の母親がいた。
 
つまるところ、
23才の私にとって、
客観的には
決して魅力的な条件を備えている
とは言えない男性だった。
 
でも、夫からのプロポーズを受けて、
私は結婚を決めた。
それも二つ返事で。
勿論、結婚したいと思ったから。
 
結婚生活では、
人並みか、あるいはそれ以上に、
様々な出来事が起こった。
今になってみれば、
その一つ一つの経験が
滋養になって、
今の私を創ったのだと分かる。
だから、これからの人生でも
私にやってきたすべての出来事が
私を霊的成長に導くのだろう。
ここまで来て思うのは、
やはり、楽しい喜劇も勿論悪くないが、
痛みを伴う悲劇こそが、
私を成長させてきたということだ。
 
だから、
今、悲劇に見舞われていると感じている方に
伝えたい。
その悲劇はあなたの霊的成長のために
もたらされたギフトだからと。
 
悲劇である以上、
外側の目に見えるラッピングは
あなたの好みではないかもしれない。
思い切ってラッピングをといた箱を見ても、
ギフトとは思えない体裁かもしれない。
詰め物がいっぱいだったり、
中身の割に箱が大きかったり、
過剰包装かもしれない。
でもでも、あきらめずに
何が入っているか確認してみよう。
あなたが欲しかった宝が入っているから。
 
生前にあなたが、
今のこの人生で手に入れたいと
計画していた宝が。
 
悲劇はその宝を見つけるために
あなたが用意しておいたものだったと、
あなたも知ることになるかもしれない。
 
今でこそ、
私も分かるのだ。
私は、私の望む宝を見つけるために、
夫と結婚したのだ。
私が結婚することを決めたのは、
生前の計画通りに、
魂が内側から、
「この男性と結婚しようね!」
と囁いたからだ。
 
夫の外側のラッピング的条件で
結婚を決めないで、
私の内側の囁きに従った。
きっとそれだけのこと。

 

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