親愛なる友人竹裏こと、おのみんの誕生日を数日後に控えた朝、
ミコトがやってきて、囁いた。
ミコト「おのみん誕生日だよね。ハイシンクタンクやろうよ。」
私 「？？、はい？、では一段落したらやりますよ。」
ミコト「忘れないで欲しいよ。」
私 「はい、忘れないようにしますよ。」
と言いながら、やはり私は忘れっぽくて、
夕方になってやっと思い出して、スケッチブックに向かった。
テーマは、「おのみん誕生日に何か？」
降りてきたのは、イラストの通りの3つ。
①箸箱かなぁと思えるイラスト。
②行きつけのセンスの良い工芸品ショップヒナタノオトさんの空色のファサード。
③竹。
ハイシンクタンクでは、自分の推理力を働かせて、
このイラストを元に何を言わんとしているかの解を導き出す。
はて、おのみんにプレゼントをしなさいということかしら…。
ヒナタノオトさんで、箸箱を売っているということかしら…。
まぁ、行ってみるかな、
とヒナタノオトさんにテクテク出かけて行った。
木製のものを探すと、
キューブ型の木製の箱。
悪くない。
が、形状がイラストとは違う。
スタッフの方が、
「木製をお望みなら、こんなのもありますよ」
と見せてくださった花瓶。
悪くない。
でも、やはり、形状がイラストとは違うし。
もう一つ購入する気になれない。
う～ん、やはりないか…と思いつつ。
ダメ元で、
「箸箱ありませんか？」
と聞いてみた。
「あります。あるはずです。
今日は洋服の受注会なので、展示していませんでしたが…」
と仰って、あるはずという木製の箸箱を探してくださる。
果たしてありました！！！箸入りの箸箱が！＼（＠o＠）／
ミコトとおつきあいしていると、
よくあることではあるのだけれど、
その都度、私は、やはり、びっくり、大驚き！
ミコトのVサインしてにっこりほほえむ顔がチラッと見えたような…。
もう、迷わずこれを買うしかないね (^_-)-☆。
スタッフ「リボンおかけしますか？」
私 「リボンは、いらないです。男性なんです。
でも…紅白の水引ありましたよね。
あれを結んでいただくことはできますか？」
スタッフ「もちろんです。
ただ、今、たまたま白を切らしていて、
青か緑しかないのですが…。」
私 「あぁ、それはかえって丁度いいです。
緑と赤でお願いします。」
そりゃぁ、そうですよね。
なぜなら、竹裏さんことおのみんですからね。
③の竹は緑でしょう？
そして私、梅木、紅梅の赤であり、
かぐや姫のイメージカラーは、赫く（かがやく）赤。
となれば、水引は緑と赤ですよね。
竹裏さん、還暦おめでとうございます＼(^o^)／。
「箸」という字、竹冠だわね。
竹裏ことおのみんは竹である者。
そして、私はなよ竹のかぐや姫。
だから箸+箸箱（←竹冠3っつ）のプレゼントかぁ(^^♪。
なあるほど。
私は、こうしたなぞなぞを解くのがだ～い好き。
というわけで、
ハイシンクタンクのイラストの解は、
「おのみんに 箸+箸箱をプレゼントしなさい。
緑（竹裏）と赤（かぐや姫）の水引を結んで。」でした。
そして、おのみんは、
お渡しした箸+箸箱を前に、
私にお得意の即興での回文をプレゼントしてくれたのでした。
「夜走れ 魂若やぐか 生まれ知れ
舞うかぐや香は 待たれし春よ」
（よるはしれたまわかやぐかうまれしれ
まうかぐやかは［わ］またれしはるよ）
この回文は、
私への餞けの回文に違いないが、
私はこの回文の更なるメッセージ性について、
ちゃんと紙面を割いて書いてみたい衝動に
駆られている。
皆様には、
近いうちに、この回文の続きの記事に
おつきあいいただくことになるかもしれない。
とにもかくにも、今日のところは、
竹裏とかぐや姫のご縁の成就の意味でもあったのだわね。
めでたし、めでたし。
実に目出度いお話でした。
ミコト、さすが！
そんなことなら、
ミコトは、最初からはっきり、
「おのみんに箸箱をプレゼントしなさい。
白でなくて緑の水引も用意してあるよ。」
と伝えればいいのにと思う向きもおありと思うが、
そこがミコトらしさ。
どこまでもどこまでも、
私が自ら考えて解を得るのを待つという方法を取る。
サプライズという形でのライブ感を大事にする。
結果の分かっている映画なんて楽しくないからね。
だから、例えば、ハイシンクタンクをやるのを
私がうっかり忘れても、知らんぷりしている。
今にしてみれば、
「忘れないで欲しいよ。」
と付け加えた気持ちが分かるというもの。
ヒナタノオトさんにすべて準備しておいてくれたのよね。
ありがとうミコト。
ハイシンクタンクをマスターして、
天界からのメッセージを受け取りたい方、
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かぐや姫がアンズが梅木良子がお待ちしております。
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