おぼえていますか、
私たちが1つだった時のことを。
ああ、内と外とが入れ替わる。
解き放ってしまおう、
私たちの内側の宇宙を。
そうしたら、
なにもかも1つになるだろう。
どこもかも寸分の乱れなく、狂いなく。
待って待って、待ち焦がれた今、
今を重ね、
いよいよ今、
待ち焦がれた今となる。
解き放ってしまおう愛を。
どこまでも遙か向こうに。
解き放ってしまおう愛を。
惜しげ無く遥かかなたに。
そして、気づくだろう。
愛が私たちと共にあることを。
遥かかなたに、惜しげなく放った愛が、
どこにも去っていないことを。
私たちが愛そのものであったことを。
ずっと前から知っていたことを
思い出すだろう。
すべてが愛そのものであったことを
私があなたが愛そのものであったことを。
私は私で、あなたはあなた。あなたは私で、私はあなた。
あなたが私でないはずはないと知った時。
あなたは私と1つのものだと疑いようのない時。
゜+.――゜+.――゜
今日の写真は、
宿根リナリアと蜜をもらいにくるミツバチ、
それぞれの得意分野で補い合っている。
花もハチも、
元をただせば愛でできているから。
「ひたむきにアンズの庭」より
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