すでに私のFBタイムラインで紹介した
松本律子さんのマリンバ演奏の記事になる。
ご了解をいただいたので、ここにアップさせていただく。
時間が経つに連れて、
昨夜のマリンバの芸術体験は、
霊的体験に違いないとの想いがつのるからだ。
この内側から突き上げる想いに、
私は逆らいたくない。
私たちの内面からの、
芸術への欲求は、
高次の霊的認識への欲求と同じ源から
やってくるものだと私は思うから。
昨晩、松本律子さんのマリンバ演奏を
全身にふわりとまとうことにより、
私は美という名の贈りものを受け取った。
芸術は魂への贈りものだ。
律子さんのマリンバは、
「自然」と乖離してしまった私たちに、
私たちがかつて、自然そのものであったことを
思い出させてくれる。
形としては「大人」になった私たちに、
純粋で無垢な「子供」の心を思い出させてくれる。
「大人」と「子供」が融合した時、
「愛」と「自由」が立ち現れる。
その世界は、
実は私たちが忘れているだけで、
知っていた世界。
それを、
芸術は、律子さんのマリンバは
思い出させてくれる。
美しき哉
以下はFBの記事からの全文引用です。
♫•*¨*•.¸¸¸¸.•*¨*•¸.•*¨*ི♥ྀღ •♫♪
「元素おんがく」を聴いてきた。
~よれ合い もつれ合い とけ合い 音と音がアイシ合う~
昨晩、鎌倉で、松本律子さんのマリンバ演奏会に、
娘と二人で、ライブハウスの特等席で。
マリンバの上を洗練された4本のスティックが、
嬉しげに、楽しげにスキップして弾むよう。
律子さんと一つになって、
可愛いおしゃべりに余念がない。
マリンバ以外にも、
石を擦り合わせたり、小さな鈴、竹、鍬の絵の取れてしまったの etc.
私の知っている言葉では表せないものたちが、
律子さんの手によってみんな楽器になって賛助出演していた。
まるで、森の精たちが、
律子さんとマリンバの語らいを聞きつけて、
集まってきたみたい。
律子さんご自身による律子さんならではの
マリンバにのせた歌、そして朗読も、
融け込んで…、
そう、深く、広く。
全部が元素に戻って、
喜びをもって、
光を放ってしまう。
もう、とことん律子さんの世界、宇宙。
松本律子さんと呼ばれる人間の「大人」と「子供」が
融合した世界だ。
ゲーテの私の大好きな言葉、
「人間の成熟度は、遊びに夢中になる子供の心を再発見することによって現れる」
を裏付ける世界が具現化されていた。
いや~、ホント素敵!
律子さんには、ご自身のなさりたいことに
まっしぐらに進んでいただきたいなぁ。
これまでのように、
これからも、いつまでも。
自分ごとで恐縮だけれど、
HP「ひたむきにアンズの庭」
http://www.amy.hi-ho.ne.jp/anzu015/
2008年12月の
詩のような言葉をふと思い出したので以下に。
゜+.――゜+.――゜
ほんの2センチばかりの鈴のようなクレマチスの花、
ツルを引くとリンリンと かすかな音が響きそう。
小さな風ぐるまのようなクレマチスの花ガラ、
フウと息を吹きかけると 今にも回り出しそう。
私が「アンズの庭」を後にしたあと、
クレマチスたちは、 風のそよぎに合わせて、
鈴を揺らして透き通った音を奏で、
それに合わせて、 風ぐるまを回すのでしょう。
きっと。 そこはおとぎ話の国。
庭の番人の私も入り込めない、 不思議の国。
人知れずひっそりと、
でもきっとある世界。
゜+.――゜+.――゜
8年余り前に、
「きっとある世界」と思い描いた世界を
私は昨晩見てきたのだ。
YouTubeで是非お聴きになってはいかがでしょうか。
リツコエレクトロニカ『秘密のマリンバ』ライブツアー2015~2016
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