【気晴らしは大切】
　　
降りて来たイラストは3つ。

１つ目は
ただどこまでも続く真っ直ぐな道路を、
たった１人でドライブしている運転好きの男性。
助手席には家族も友もいない。
気分転換に１人楽しんでいる雰囲気が
伝わってくる。

２つ目は、
大正時代と思われる芝居小屋。
決まった有名な出し物を観ている観客。
庶民が気張らし、娯楽に来ている。
仕事に忙殺される中での、ちょっとした贅沢。

3つ目は、
どこかで見たことがあるなと記憶を辿ったら、
そう、
これはまだ私が小学生だった頃のこと、
家の近所の商店街にあった、
無骨な鉄製の消火栓。
私を含め、
沢山の子供達が
その消火栓の前を通る度に、
その消火栓の上の部分を
まるで頭をなでるように
触って行くのが常だった。
なので、
上の部分がいつだって
磨き挙げたようにツルツルだった。
その消火栓をなでることが
どこか嬉しくて、
多くの子供達の楽しみになっていた。
そんななんでもない子供の日常のひとこま。
　
天からのメッセージは、
　
どんな年令の人にも、
どんな時代にも、
娯楽は大切。
楽しむことはエネルギーの源。
　
あなたがくだらないと思っても、
その人がそれをしているということは、
それを必要としているのです。
　
そこに、
高尚、下劣、上下があるだろうか。
　
娯楽によって、
日々なんとか生きている人の
どれだけ多いことか。
そうしたことにも目を向けなさい。
　
まずは、あなたから楽しみなさい。