【裏を見せ 表を見せて 散る紅葉】
ふと目に留まった、
良寛和尚の句、
「裏を見せ 表を見せて 散る紅葉」
私もこのようで在ろう。
良寛さまは、
ご自身のことを
散る紅葉に重ねられたのでしょうね。
私も、
私自身の内側の闇を
自分に隠すことなく、
裏も表も見尽くして
裏の表も又その裏も、
表の裏も又その表も、
裏返ったり、表返ったり、
立立体に見尽くそう。
そうしたら、
私は、日々を私のやりたいことで楽しみ尽くして、
紅葉(こうよう)のように
高揚(こうよう)して、
「私は在った」
との想いで死ぬことができるだろう。
余談だけど、
人生という長い一生を、
五 七 五 にこんなにも
濃密に凝縮して詠ってしまう俳句って…。
すごい!
日本の言葉って、
日本の文化って、
すごい!
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