【個に任せる】
　
宇宙は私たちに、
生きる環境を用意してくれている。
　
宇宙の愛の働きが
この地球上の生きとし生けるもの
すべての環境となって働いている。
　
一旦、地上に降りて、
生命となったら、
宇宙は、
それからどう生きるかを、
個の命、
つまり私たちそれぞれに任せきる。
　
植物の種が
土に落ちようと、
コンクリートの上に転がり落ちようと、
その後のことは任せきる。
　
植物はそれを
誰のせいにもせず、
環境のせいにもせず、
文句を言わず、
自分の精一杯を生きる。
　
私たち人は自分で
この環境に生まれようと決めてきた命。
だからこそ、
身近な植物から学ぶことは
大いにあるだろう。
　
今日の写真は
かつて私の庭の駐車場の隅、
コンクリートとコンクリートの隙間から
芽を出し咲いた野スミレ。